パソコンに初めて触れた幼少期(1990年代)
パソコン好きな父の影響で幼い頃から家には1990年代初期の当時としては珍しくパソコンがありました。なので、初めてパソコンを触ったのは3歳ごろ(あまり記憶はないので父曰く)
当時はまだWindows95も発売しておらず、Windows3.0とか3.1とかそんな時代。
もちろん子どもなので大した使い方は出来ませんので、ペイントでお絵かきとか、トランプのゲームとかで遊んでました。
小学生5年生のときには学校でパソコンクラブに所属し、EメールとかWordの使い方とかはそこで覚えたような記憶があります。
小学6年生の時にはミニパソコンのようなものを貰う機会があり、そこに入っていた当時流行っていたポストペットを育てるのにハマってました。
ネットでポストペットやっている人を探し、知らない人とメール友達になったり、ペットにあげるおやつをDLしてきたりと、今思うと当時の小学生にしては凄いことをしてたなって思う。あのころはインターネットもまだダイアルアップ接続でしたね。
エンジニアの原点となった学生時代(2000年代)
高校生の頃に自分専用パソコンを手に入れた(父の自作パソコンだった)おかげで、家にいる時はほとんどネットサーフィンしてた覚えがあります。
当時、無料で作れるケータイサイトやブログなどが流行っており、当時ファンだったジャニーズアイドルグループのファンサイトとかブログとかメルマガ運営とか、完全独学で調べながら色々やってました。
父からお古のPhotoshop(バージョンは5.0)をもらったので、画像編集を覚えてサイトのバナーとかアイコン作ったり、ケータイの待受画像やPCの壁紙もよく作りました。
ガラケー時代のケータイ向けのサイト(縦に細長いやつ)でCSSとか出来なかったけど、ここで覚えたHTMLが私のエンジニアになった原点だったのかな〜って今になって思います。
メルマガ運営して広告載せてお小遣い稼ぎしたりとか、ネットでハンドメイド作品を売ったりとか、当時からネットを利用してお金を稼ぐことへの関心は高かったですね。
その時の年間の売上なんて1万円行くかどうかのレベルですけど、バイトで稼ぐ給料とはまた違う喜びみたいなものがありました。
こんな感じでパソコンと共に育ってきましたが、大学は化学が好きだったので工学部の応用化学科に進みました。少しだけ情報工学科と悩んだんですけど、物理を履修してなかったので受験が難しかったって理由でやめました。
(この頃は将来エンジニアとかプログラミングやるとかは全く考えもしなかった)
苦悩のOL時代(2010年代)
大学の化学科を卒業後、新卒で中規模のメーカーへ就職し工場の生産管理へ配属。
社内でも有名なブラック部署で、連日残業により社会人2年目で逆流性食道炎を発症し、3年目くらいには軽い鬱状態となり、生きる意味を見失ってました・・・
もともと希望していた部署でなかったのと、自分が性格的に苦手な仕事だったので、やらされている感が満載だったのです。
この頃の生活が会社員という働き方、残業という考えに対して反発心みたいなのが芽生えたきっかけです。また、起業とか投資とかビジネスとかそういう世界への興味が強くなったのもこの頃でした。
流石に限界を感じたので退職を申し出たが上司に説得され、残業のない事務仕事にしてくれるからってことで、そのまま同じ部署で働き続けました。
当時26歳の私には、その説得を押しのけて退職する勇気がなかったんです。
それから代わり映えのない事務仕事だったが、残業は基本的になかったので時間的に余裕ができたこと、苦手だった仕事から解放されたことから気持ちは回復し、習い事も始めたりして生きる気力は復活しました。
「残業は人間を滅ぼす物ですね」
プログラミングとの出会い(2015年〜)
26歳のとき、とあるプロジェクトがきっかけで業務効率化をするためにExcelのVBAをプログラミング経験のあった後輩に教えてもらいました。
今思えば、オブジェクト思考とか分からなかったから凄く低レベルな書き方だったけど、プログラムが動く面白さを知れたきっかけでした。
VBAが出来ると周りに認識され始め、同僚や上司からExcelのマクロ作成依頼を受けたりして、部署内のシステムエンジニア風なこともやっていました。このときの人の要望をプログラムで実現することがとても楽しかったのが、エンジニアの道に進むきっかけのひとつです。
ただ、2年ほど続けた事務業務に飽きていたことや、このままこの会社で働いてもこれ以上得るものは無いような気がしてしまったので、次の仕事とか全然決めてなかったけど、28歳の年に再び退職願を出しました。
新卒から5年働いた会社を今度は本当に退職したのです。
この頃は漠然と起業とか投資家とか自営業とか興味があったのですが、どうして良いか分からないし、とりあえず転職活動をしているときに、転職エージェントに勧められたのがシステムエンジニアでした。
「プログラミングか〜 VBAやったとき、プログラム書いたりするの楽しかったからアリかもな〜」
「もしかしたら、将来起業できそうだな〜」
なんて結構軽い気持ちで求人サイトで偶然見つけたSES会社に応募したらあっさり合格。
(未経験者をガンガン採用してましたので。当時はSESのこともよく知らなかった)
試しにやって、ダメなら辞めればいいやとそのまま入社しました。
フリーランスという働き方を知る(2017年〜)
SES会社に入ってから1ヶ月半ほど社内研修を受け、プログラミングの基礎を叩き込みました。(Java,HTML,CSS,SQL)
最初アサインされた現場は、製造業の社内用ポータルサイトの改修業務で、ここでJavaScript、JQueryを覚えました。
3人ほどの小さなチームだったので、フロントからバックエンドまで様々な経験ができ、最初は全然わからず辛い日もあったけど、だんだんできることが増えていくと楽しかったのを覚えています。
現場の先輩や上司にも恵まれて、すごく良い現場だったけど、色々あって半年後には場所を変えないといけなくなってしまいました。そして、次にアサインされたのが大手SIerで金融のシステムの保守。
やってみたらシェルスクリプトで出来ているシステムなので、CUI操作ばかりで全く興味がわかなすぎで、やっぱり私がやりたいのは目に見えるWEBだ!と確信しました。
そんな中、通勤中にネットサーフィンしていたときにたまたま見つけたのが、フリーランスエンジニアという働き方についてのブログなどの記事。
「自分次第で色んな働き方が出来たり、収入も増えるとか、なんて理想的な働き方なんだ!!!」
「リモートで仕事できたら、好きなところに住めるし、ライフスタイルが変わっても仕事できるじゃん!!」
と興奮し、ワクワクしたのを覚えています。
SESのお給料には不満があったので収入も増やしたかったこともあり、これはやらないと後悔すると思い、目指すことにしました。
やってダメなら、会社員に戻ればいいさ。
「百聞は一見に如かず」
気になったら見てみる、やってみる。
これが私のモットーです!
興味が湧かないものを知ったおかげで、目指すもの(WEB)を見つけられたから、この金融システムには感謝ですかね。
フリーランスWebエンジニアへの挑戦(2018年)
フリーランスエンジニアになるという目標ができたので、2018年2月からプログラミングスクールに3ヶ月通い、Webについて学びました。学んだのはRuby on Railsです。
3月末でちょうど案件を変更できるタイミングだったのですが、SESでは希望するWeb案件には行けなそうだったのでサクッと退職。サーバーサイドエンジニアを目指して転職活動をしたのですが、なんかうっかりWebディレクターになってしまいました。
やって見たけど、私には合わない環境、仕事内容だったので、これは完全に失敗。
失敗から色々学びました。
ちょうどその頃にWardPressの案件を副業として始めたこともあり、このまま会社員を続けるのは後悔すると思ったので、会社を辞めて思い切ってフリーランスとして独立しました。
2018年10月 29歳のときです。
フリーランスを目指したのが、約1年前。なかなか濃い1年でした。