私が会社員を辞めて独立し、フリーランスになってから1年が経過しました。
会社員時代の私はストレスだらけで胃腸を悪くしたし、うつ病に片足を突っ込んでいるような状態で何年も生きてきたので、辛かったです。当時、会社で受けたストレスチェックは、5段階評価で下から2番目でした。
「そんな生活から解放されたい!」そんな思いもあってフリーランスの世界に足を踏み入れたといっても、過言ではありません。
「フリーランスになったらストレスが無くなるの?」
「会社員がストレスでフリーランスになりたいけど、それで幸せになれるかな?」
そんな思いの方もいるかもしれません。
そんなストレスを抱えまくっていた私が実際に1年フリーランスをやってみて、どうなったかのお話です。
自分で決められるのは幸福
まず、色んなことが自分で決められるようになったでストレスが減りました。働く時間、場所、仕事内容、受ける仕事、一緒に仕事をする仲間など…
「サラリーマンはやりたくない仕事もやらないといけないんだよ」
これはかつて私が勤めていた会社の上司に言われた言葉です。この通りで、会社員なら、やりたくない仕事もやらないといけませんし、一緒に働く仲間やお客様もほとんどの場合は選べません。
私はそういう会社員の働き方にストレスを感じていたので、フリーランスになって自分で色々決められるようになったおかげで、嫌なものも受け入れなければいけないというストレスから解放されました。
メンタリストDaiGoさんは著書でこう述べています。
幸福度の研究によれば、私たちが最も幸せを感じるのは、「自分の人生を自分でコントロールしている感覚」を持てているときです。
コミュ障でも5分で増やせる超人脈術 - メンタリストDaiGo
まさにこの、“自分でコントロールしている感覚”を得られたからかもしれません。
自分の時間を生きられる
フリーランスになってから、確実に自分の時間が増えました。
時間には「自分の時間」と「他人の時間」があると、堀江貴文さんは著書で述べています。
時間には「自分の時間」と「他人の時間」がある。今、自分が「自分の時間」を生きているのか、「他人の時間」を生きているのかを、常に意識しておくことが必要だ。その視点から見て、今のあなたは、どのくらい「自分の時間」を生きているだろうか。
自分のやりたいことをやろうとすれば、他人のために無駄な時間を費やしている余裕などない。自分の時間は、自分だけのものだ。
本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 - 堀江貴文
会社員時代の仕事は、会社の利益のために自分の時間を捧げて給料という対価をもらっているに過ぎなかったので、私にとってはそれは会社のための時間。つまり「他人の時間」でした。
通勤時間を含めると毎日1日12時間くらい「他人の時間」を過ごしていたのです。
フリーランスになってからの仕事でも、お客様のために費やす時間もあるので「他人の時間」といえばそうなるが、自分のビジネスに繋がる時間でもあり好きで選んだ仕事なので、ある意味「自分の時間」とも言えます。
自分のやりたいことをできる時間を得られたのでストレスフリーです。
人によっては逆にストレスを感じる
私はフリーランスになってストレスが減りましたが、全ての人がそうなれるとは思いません。人によっては、逆にフリーランスという働き方がストレスに感じる人もいるでしょう。
フリーランスの仕事は不安定です。収入に天井がないので、いくらでも稼げる可能性もある分、ゼロになる可能性だってあります。保証もなにもありません。
そういう不安定さを楽しめなくて、安定しているのが安心と感じるなら、フリーランスはやめたほうがいいかもしれません。会社員の方が合っています。不安と常に隣り合わせになり、逆にストレスになると思います。
不安から仕事を受け過ぎて、パンクして体を壊すなんてこともあるかもしれません。
私も時々この不安定さが、不安に感じることはやっぱりあります。ふとした瞬間に不安は襲ってきます。
でも基本的に私は「人生なんとかなるでしょ!」「いくらでも稼げる可能性にワクワクする!」で生きているので、大丈夫。今のところは本当になんとかなっています。
私と同じようにそういう楽天的な考えの人は、多分大丈夫かもしれませんね。
自分にあった生き方を選ぶのが一番ストレスフリー
結局のところ、自分にあった生き方を選ぶのが一番ストレスが無く、幸せな方法です。当たり前ですね。
何が自分に合っているかは、色々やってみないと分からないので、目の前にある様々なことに挑戦してみるのが良いのではないかと、私は思います。
人生の終わりに後悔したって遅いので、自分にとって良い選択をしてくださいね。
とは言ってもなかなか行動できない…って人は、この本を読むことをオススメします。私も数年前にこの本を読んで考えや行動力が変わり、人生を変えるきっかけになった本です。