2017年、私は非IT業界のメーカーからシステムエンジニアに転職しました。
IT業界に来た選択は間違っていなかったのですが、転職時にやってしまった失敗のため、やりたい仕事をできるまでに遠回りしてしまったのです。
それは単純に情報が足りていなかっただけ。ただそれだけなんです。
プログラミングを勉強せずに転職した
1番のミスは、プログラミングの勉強を全然せずに転職したこと。
今の自分では考えられないのですが、その当時は「プログラミングは入社して研修で教えてもらえるよね〜」なんて、浅はかな考えだったのです…
新卒ならまだしも、そんな考えの20代後半の人を雇ってくれる会社なんて、ほとんどないです。
そんな、プログラミングを一切勉強していなかった私が、唯一入社できたのがSES会社。
SESとは
システムエンジニアリングサービス契約(SES契約)のこと。システムエンジニアが行うシステム開発等に関する委託契約の一種。
SES会社は社員を企業に派遣する事で収益を得ています。たとえプログラミング未経験者でも数ヶ月教育して、現場に送り込めば収益になるので、勉強していなかった私でも雇ってくれたのです。
きちんとプログラミングを勉強してから、転職活動をした方がいいです。入社できる会社の幅も広がります。
やりたいことを明確にしていなかった
私は高校生の頃にケータイサイトとか作っており、少しだけどHTMLをいじったりしてWebサイトを作ることが好きでした。それは今も変わっておらず、Webサイトを作ることが好きで、結果的に今はそれが仕事になっています。
ですが、転職時はその気持ちや自分が本当にやりたいことが、きちんと明確になっていなかったのです。だから特に考えもなしに、プログラミングやりたいな〜くらいの気持ちで、楽に入れたSESに行ってしまったのです。
事前にきちんと勉強をしていれば、自分がやりたいこと(Webサイト制作)が明確になっていたかもしれません。そうしたらSES会社ではなく、Web制作会社やWebアプリを制作している会社に入社していたかもしれません。
転職する前に、自分が作りたいものや関わりたいサービスなど、きちんと明確化して、それが実現できそうな会社へ転職したほうがいいです。やりたいことが決まっていれば、そこに必要な勉強も見えてくるでしょう。
- 転職前にプログラミングは勉強すること
- やりたい事は明確にしておくこと
これからIT業界を目指そうかと考えている方は、私と同じような失敗はしないようしてくださいね。